早起きのススメ|4年続けて実感した「朝活」の魅力と効果

みなさんは普段、何時に起きていますか?
「夜型だからどうしても遅くまで起きてしまう」
「朝はギリギリまで寝ていて、起きた瞬間からバタバタ」
そんな生活を送っている方も多いかもしれません。
私は今でこそ 21:30に就寝し、4:30に起床する生活を4年以上続けていますが、もともとは完全な夜型でした。
深夜1:00頃に寝て、朝は8:00前後に起きる。そんな生活を長く続けていたのです。
そんな私がなぜ「早起き生活」に切り替えられたのか。
そして、4年以上続けてみて実感した「朝活のメリット」と「心の変化」を、今日はお伝えしたいと思います。

朝活はいいですよ~。
なぜ夜型から早起きに切り替えたのか
私が早起きを始めた一番大きな理由は、子どもの存在でした。
小さな子どもがいる方なら経験があるかもしれませんが、「寝かしつけ」という時間はなかなかクセものです。
子どもを寝かせるために一緒に横になり、その後に自分の活動を再開しようとすると、一度休まった体を再び起こさなければなりません。
それから夜更けまで作業し、再び布団に入る――。
この「二度寝のような二度手間感」が、どうにも効率が悪く感じられていました。
そんな折に耳にしたのが「朝活」という言葉です。
「朝の時間を活用すると人生が変わる」「脳が冴えて集中できる」など、いろんな本や記事で見聞きしました。
そこで私は思い切って、生活リズムを夜型から朝型へと切り替えました。
最初は多少の慣れが必要でしたが、やってみると想像以上に良くて、今では自然に21:30には眠くなり、4:30に目が覚める生活がすっかり定着しています。

「百聞は一見に如かず」ですね。
早起きのメリット3選
早起きを続けて強く実感したメリットは、大きく分けて3つあります。
① 脳がフレッシュな状態で活動できる
朝は、睡眠によって心身がリセットされた「一日のスタートライン」です。
夜に比べて圧倒的に頭が冴えていて、思考がクリアになります。
私の感覚では、脳の疲労度は以下のようなイメージです。
- 朝:疲労度0%
- 昼:疲労度30%
- 夕方:疲労度60%
- 夜:疲労度90%
以前の私は寝かしつけ後に夜活をしていましたが、すでに疲労90%の状態で頭を使おうとしていたのです。
当然ながら集中力も続かず、作業効率も低いままでした。
ところが今は朝の疲労ゼロの状態で取り組めるので、頭を使うクリエイティブな活動――例えば文章を書く、企画を考える、勉強する――といったことが格段に捗るようになりました。
② 誰にも邪魔されない静かな時間がある
朝の時間は、街全体がまだ眠っているような静けさがあります。
車も少なく、人の動きもほとんどない。家の中も、家族が寝ているのでとても静かです。
つまり、誰にも邪魔されない自分だけの時間を持てるのです。
- 自分の考えをノートに書き出す
- 読書をじっくり楽しむ
- 将来の計画を立てる
- 集中して作業する
これらを静かな環境でできることは、心地よさそのもの。
「ただ時間がある」だけでなく、「自分と向き合える」という点が大きな魅力だと感じています。
③ 圧倒的な時間の有効活用感
4:30に起きると、会社の始業9:00までに「約4時間半」の時間があります。
もちろん、朝食や通勤、子どもの支度などもあるので丸々使えるわけではありません。
それでも「一日のゴールデンタイム」を先取りできる感覚は非常に大きいです。
例えば、私は朝の時間でブログを書いたり、読書をしたり、資格の勉強を進めたりしています。
始業の頃にはすでに「ひと仕事終えた状態」になっているので、気分的にも余裕を持って一日をスタートできるのです。
多くの人が眠い目をこすりながら仕事を始めるタイミングで、自分はすでにエンジン全開。
このアドバンテージは一度味わうとやみつきになります。
朝活を習慣化する4つのコツ
「早起きがいいのはわかるけど、自分にはできない気がする」
そんな声をよく耳にします。
でも、ちょっとした工夫を取り入れることで、早起きは意外と自然に習慣化できるものです。
ここでは、私が効果的だと感じた 4つのコツ をご紹介します。
① まずは起床時間を早める
「早寝早起き」という言葉があります。
この言葉の順番で言うと先に早寝のような感じがしますが、私の経験上これは難しいです。
「遅寝遅起き」で睡眠時間もリズムも固まってしまっている人が、いきなり次の日から「早く寝よう」で寝れません。眠くなりません。
なので実用的には「早起き早寝」でいくのがよいと考えます。
そうすると半ば強制的に、眠くなる時間帯が少しずつ早くなり、朝活が習慣化していきます。
ただ、いきなり「明日から2時間早く起きよう!」とすると、これも失敗してしまう可能性があります。
まずは 30分だけ早める ところから始めてみましょう。
「あと30分なら頑張れる」という小さな一歩を積み重ねることで、やがて1時間、2時間と自然に起床時間を前倒しできるようになります。
② 食事と入浴の時間を早める
睡眠のリズムを整えるには、寝る直前に胃や体に負担をかけないことが大切です。
夕食を遅くまで引きずると胃が働き続けてしまい、寝つきが悪くなります。
また、入浴も就寝の直前ではなく、寝る1〜2時間前 に済ませるのがおすすめです。
体温が下がるタイミングで自然に眠気が訪れ、スムーズに眠りに入ることができます。
すべては「睡眠」に焦点を当てて、行動を逆算していくのです。
③ 部屋の照明を暗くする
眠りのスイッチを入れるためには「光のコントロール」が欠かせません。
寝る2~3時間前くらいから、部屋の照明を暖色系かつ少し暗めに調整してみてください。
正直、スマホやPCのブルーライトよりも、部屋の照明のほうがよっぽど大事です。
これは私自身の体験からもそうですが、子供たちの様子を見ていてもそう感じます。
子どもたちは明るい部屋よりも、暗い部屋のほうが活動が鈍くなるのです。
きっと人間(動物)としての本能なのかもしれません。
「暗い = 危険が潜んでいるかもしれない = 動かないほうがいい = 活動を抑える」みたいな感じですかね。
睡眠に向けて照明を暗くすることは「眠りに入る前の儀式」みたいなものだと捉えるとよいですね。
④ 朝の楽しみを用意する
「早起きした自分を待っているご褒美」を用意すると、布団から出るハードルがグッと下がります。
例えば…
- 香りのいいコーヒーをゆっくり淹れる
- 好きな音楽を聴きながら日記を書く
- 読みかけの本を続きから読む
こうした 小さな楽しみ が「明日も早く起きよう」という動機づけになり、朝活が続きやすくなります。

寝る前に翌朝にやりたいことをイメージし、ワクワクしておくと捗りますよ~。
私の一日の流れ
参考までに、私の平日の大まかなスケジュールを紹介します。
- 4:30 起床(洗顔・トイレ・ルイボスティーを飲む)
- 5:00〜7:00 朝活(ブログ執筆・読書・勉強など)
- 7:00〜8:20 家事・子どもの準備・朝食(私は16時間断食でオートファジー)
- 8:20〜8:40 子を保育園へ送る
- 8:40〜9:00 家事
- 9:00〜17:00 仕事
- 17:00〜21:00 家族時間(夕食・子どもと遊ぶ・お風呂)
- 21:30 就寝
この流れがすっかり定着したことで、無理なく続けられるようになりました。
朝活がもたらす心の変化
早起き生活を続ける中で、私は「時間の使い方」が変わっただけでなく、「心の在り方」にも大きな変化を感じています。
- 「今日も朝からやりきった」という達成感
- 自分の努力を認められることによる自己肯定感
- 毎日の積み重ねが未来につながっているという前進感
これらが合わさって、結果的に「幸福感」にもつながっているのではないかと思います。
まとめ|あなたも一度、朝活を試してみませんか?
- 早起きのきっかけは「寝かしつけの二度手間」を解消するため
- 朝は脳が最もフレッシュで、静かに集中できる
- 始業前に4時間以上の自由時間を確保できる
- 習慣化すれば、自信・自己肯定感・幸福感へとつながる
体質的に合う合わないはあると思います。
しかし「もっと時間を有効に使いたい」「日々を充実させたい」と感じているなら、ぜひ一度、早起きを試してみてください。
きっと、あなたの人生にプラスの変化をもたらしてくれるはずです。