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人生は夏休み 〜もっと気楽に、もっと自由に生きるためのヒント〜

shohei

先日公開した記事『人生は壮大な実験』では、「人生は一度きりだからこそ、試行錯誤を楽しむべきだ」というお話をしました。

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今回お伝えする「人生は夏休み」という考え方も、それと似ている部分があります。

ただ、「壮大な実験」が“挑戦と探求”に軸足を置いた考え方だとすれば、「夏休み」はもっと“気楽さ”や“遊び心”に重きを置いた発想です。

大人になると、責任や義務が増え、つい肩に力が入ってしまいます。
そんな時こそ、「人生は夏休み」くらいの感覚を持つと、ふっと息がしやすくなるのです。

もちろん、この考え方を自分の芯から受け入れるには、「自己肯定感」という土台が欠かせません。

今日は、その理由と自己肯定感を高める具体的な方法も合わせてご紹介します。

あの頃の夏休みを思い出してみる

小学生だった頃の夏休みを思い出してみましょう。

  • 朝起きて、「今日は何をしようかな?」とワクワクする
  • 宿題はあっても、時間はたっぷりある安心感
  • 午後は昼寝、夕方は外で友達と遊び、日が暮れるまで夢中になれる
  • 明日の心配なんてほとんどしない

この頃の私たちは、「自由」「安心感」「根拠のない万能感」を自然に持っていました。

もちろん、当時は親や大人が生活を支えてくれていたからこその安心感もあったでしょう。

でも大人になった今も、この“心の持ち方”は再現できるはずです。

自己肯定感があるからこそ、自由を楽しめる

「人生を夏休みのように楽しむには、まず自己肯定感が必要だ」と私が考える理由は、自己肯定感が低いと、せっかくの自由も「不安」に変わってしまうからです。

自己肯定感とは、「今の自分でいい」と思える心の状態。
能力や成果ではなく、自分という存在そのものに対する信頼です。

自己肯定感があると──

  • 失敗しても「なんとかなるか」と切り替えられる
  • 他人の評価に左右されにくくなる
  • 自分のやりたいことに素直になれる

つまり、夏休みのような自由を思い切り楽しめる土台が整います。

自己肯定感を高める具体的な方法

では、その自己肯定感はどうやって高めればいいのでしょうか。
ここでは、私自身や周囲の人が実践して効果を感じた方法をいくつかご紹介します。

  1. 小さな成功体験を積み重ねる
    毎日「できたこと」を1つ記録するだけでも効果があります。
    例えば「早起きできた」「机の上を片付けた」など、小さな達成を可視化しましょう。
  2. 他人と比較する習慣を減らす
    SNSを見すぎない、ランキングや評価サイトを必要以上に見ない、など情報の摂取量を意識的にコントロールします。
  3. 苦手なことを手放す
    どうしても苦手でストレスになることは、外注したり、人に頼ったりしてOKです。
    「全部自分でやらなきゃ」という思い込みを手放すと、自己肯定感は回復しやすくなります。
  4. “できている部分”に注目する
    できなかったことよりも、すでにできていること、持っている資質や環境に目を向ける。感謝の習慣も効果的です。
  5. 自分との約束を守る
    他人との約束よりも、自分との小さな約束を大切にする。「今日は30分だけ読書する」など、自分にとって心地よい目標でOK。

これらを続けていくと、少しずつ「このままの自分でも大丈夫」という感覚が育っていきます。

しょうへい
しょうへい

だれかと比べるのではなく、じぶんの中で育てていけばOKです。

万能感を取り戻す

小学生の頃の私たちは、「将来はなんにでもなれる」と根拠なく信じていました。

その万能感は、大人になる過程で「現実を見なさい」といった言葉に押しつぶされがちです。

しかし、万能感を持ち続けることは、現実逃避ではなく、自分の可能性を広げる重要な鍵です。

根拠はなくても、「きっとできる」「試してみたい」と思える心のエネルギーが、行動力を生み出します。

「好き・得意」で生きていく確率を上げる

「人生は夏休み」という感覚を持つと、自然と「好きなこと」や「得意なこと」に触れる時間が増えます。
それは、以下のような行動につながります。

  • 余暇時間を趣味や学びに投資する
  • 得意分野を発信してみる
  • 苦手分野を人に任せることで、自分の時間を確保する

こうして好きなことに割ける時間や労力が増えれば、「好き・得意」で収入を得られる可能性も上がります。

人生は自由研究

困難や予期せぬ出来事も、「夏休みの自由研究」のように捉えてみると、気持ちがラクになります。

  • 仮説を立てる(たぶんこうすればうまくいく)
  • 実験する(やってみる)
  • 失敗したら修正する(じゃあこうしてみよう)

そうやって試行錯誤する過程も、すべて「夏休みの遊び」の一部だとしたら──。
きっと人生はもっと軽やかで、面白いものに変わります。

しょうへい
しょうへい

「夏休みの自由研究」の捉え方は、先日の記事『人生は壮大な実験』が参考になるかもです。

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まとめ

「人生は夏休み」──この考え方は、現実逃避ではなく、「もっと気楽に、自分らしく生きるための視点」です。
そしてその前提には、「自己肯定感」という土台が欠かせません。

自己肯定感を育てながら、万能感や遊び心を少しずつ取り戻す。
そうすれば、何歳になっても「今日は何しよう?」とワクワクする毎日をつくれます。

まずは、ほんの少し──

今日一日を「夏休みみたいに」過ごしてみませんか?

そこにはきっと、人生が軽く、楽しくなるヒントが隠れているはずです。
それこそが、あなただけの心の方向性です。

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しょうへい
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現代は情報が多すぎるし、早すぎる。だからこそ自分の想い・思考・人生を大切にしていきたいと思っています。そして、同じように感じてくれる人が一人でも増えたらいいなとおもい、日々発信しているブロガーです。
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